15日 6月 2021
精神分析に視点から見れば、人間の生活は「うそ」に満ちています。 あるいは、あらゆる意識的な認知、知覚は、無意識の視点に立てば、どこかに「うそ」があるという主題を立てています。 ですから、そんなことはない、自分は純粋だという人には、精神分析は必要ないでしょう。...
01日 6月 2021
精神分析からみれば、病気はメッセージであり、サインであり、兆候であり、無意識からの贈り物です。 もちろん、苦しいことや痛みを伴うことが多いので、そう考えることが難しいのですが、 病気を契機として、もし自己を振り返り、人生を振り返る、そうした眺望が見えてきたら、 病気はそうした新しい意味を担うことになります。...
19日 1月 2021
あなたも私も「お子様大人症候群」ではないのか 誰でも一度は、あるいは不幸な人はしょっちゅうあると思うのですが、人に迷惑をかける困った人たちに巻き込まれて 人間関係に悩んだことがあるのではないでしょうか。 困った恋人や隣人、あるいはお客さん、交渉相手などなど、どうしてか、いつもこちらが不快になってしまうような...
06日 1月 2021
精神分析から見れば、人は多かれ少なかれ心を病んでいて、 しばしば衝動的だったり、しばしばあまりに頑固であったり、うそつきであったりします。 だから、たいていの人は子供であることが多い。 それが現実です。 もちろん聖人君子のような人はいますが、その人の心のなかでも、きっと多かれ少なかれ同じことは起きていて、 程度の差でしかありません。...
15日 12月 2020
指示待ちの子のコンプレックス ああしなさい、こうしなさいと言われれば動くけれど、指示がなければ自分からは自発的に動こうとしない。 その心理はどのようなものなのか。母子関係の背景を探ることにする。 A子(7歳)の母親は、A子の養育が生活のすべてと言ってよいような母親である。 とてもよく気がつく。...
01日 12月 2020
家族というのは、 ① 親密な人間関係であり、 ② その関係のあり方がその人の心の中の構成要素(対象関係)に決定的な影響を及ぼすもので、 ③ その経済的、社会的環境がその人の不安や娯楽のパターンを提供する枠組みになるという意味で、重要です。 けれどもいつまでも「家庭」をよりどころとすることは、少しばかり注意が必要で、問題が生じます。...
24日 11月 2020
「ホーム」とは、基地のような感覚や所属感、あるいは生きる理由といった面があります。 心理療法の結果として得られる「心の居場所」とは、「心」という言葉がある分だけ、少しニュアンスが異なります。 安心感のある場所は確かに重要ですが、そこにはもう一つの、「自分らしくある」という意味が欠けているからです。...
17日 11月 2020
「心の居場所」、「より所」というと、どのような場が思い浮かぶでしょうか。 居場所という言葉だけを聞いて多くの人たちが思い描きやすいのは、家庭、故郷、会社、友達、親、子ども、学校など 何か所属感や帰属感をもたらしてくれるものかもしれません。 思うに、これらは安心感と言い換えられる何かです。...
12日 10月 2020
やはり思春期の親離れで、非常に大切なことは、親から離れることそのもではなく、 親から離れるのと同時に、同世代の友だちや仲間というものをちゃんと獲得することです。 不登校やいろいろな問題を抱えている人の場合、 親離れしていても、親にかわる依存対象が見つからない、という場合が多いようです。...
22日 9月 2020
絶対的依存と相対的依存 精神分析では、「依存」というテーマは非常に大きなテーマですが、 人間における依存というものが語られるときには必ずウィニコットという英国の精神分析学者の名前が登場します。 ウィニコットは小児科医でもあり、精神分析の中で母子関係、つまり母親の子どもに対するかかわりというものを もっとも系統的に明らかにした人です。...

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